音楽 例え話

私はよくレッスンで曲の説明や歌い方の説明を

料理や絵画に例えます。


「こことここで背景の色が変わっているのを感じて!」とか

「ずっと薄味だから少しスパイスを足したいなぁ。どこが良いと思う?」とか

「ちょっとベタ塗りで重いから余白を作ってみたら?」とか

そういう感じ。


音楽ってどうしても出ては消えていくものなので、

絵のような目で見えるものや

料理のような日常のものと結びつけるとわかりやすいかなぁと思っているのです。


しかし先日の生徒さんはなんと私の話をお習字に置き換えて捉えていました!


リズムを崩す→草書体にする(字を崩す)

音の濃淡→墨の濃淡を

歌の余白→半紙の余白

音の最後を綺麗に切る→トメ、ハライを綺麗にする

などなど。


聞けばずっとお習字をやっていたそうで、

なるほどな解釈に「へーーー!」の嵐でした。

私は習字は習ってはいませんでしたが

国文科で草書体を書いたりも一応(一応・・・)していたので

特に草書体の下りは目から鱗!!


形のない音楽というものを、

自分が経験してきたものに置き換えてなんとか捉まえようとする気持ちが

共通していてなんだか嬉しかったです。


こんなレッスンに興味のある方はお気軽にお問い合わせくださいね。

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AKIKORAIN

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