人生は負けることの方が多い(のかも)
学生のころ、神宮球場でビール売りのアルバイトをしていました。
そう。お札を指にはさんで手を挙げて(今は違うのかしら)
「ビールいかがですかー、冷たいビールにおつまみいかがですかー!」と練り歩いておりました。
暑いし階段の昇り降りはキツいし大変だけど、
球場のあの開放的な雰囲気はとてもとても好きでした。
そんなわけで、野球はほとんどわからないけど、そしてヤクルトと言ったらフルタ!ぐらいの浦島太郎だけど、先日たまたまつけたテレビに日本シリーズが映った時は思わず神宮ホームのヤクルトを応援しました。優勝おめでとうございます。今の選手は1人も知らないけどともかく。(あ、ちなみに誰が好きかときかれたら大谷選手とイチロー選手と野茂投手です。)
で、同じタイミングでちょうど読んでいた村上春樹さんの一人称単数にもヤクルトの話が出ていて、まああの割とよく負けているチームだと言うのを知ったところだったので、ますます感慨深いのです。村上春樹さんも喜んでいるんだろうな。
村上春樹さんによれば、人生は大体勝つことより負けることの方が多いそうで、それにいかに自分が慣れるかが大事だそうです。私は時々出てくるこういう春樹格言が大好きなので、座右の銘の3つめぐらいにあげたいと思います(1番と2番についてはまた今度)
音楽に勝ち負けはないかもしれないけど、でもやっぱり気持ちが負けることはあります。それでも粘り強く続けていくのも良いか、と思うのでした。
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