旅について思うこと

梨木香歩さんの「エストニア紀行」を読んだら

無性に森に行きたくなりました。

あのひんやりした空気が吸いたい。

土と木の匂いを嗅ぎたい。


ヨーロッパの森には行った事がありませんが

読んでいると日本の森とはまた違う感じのようです。

それも見てみたいわぁ。


とはいえ今すぐには行けないので

代わりに楽しむのが朝の公園散歩。


私が散歩に行く公園はかなり広く

ちょっとした森林浴が出来るほど深い木立があり

大好きな場所です。


時には一人で、時には娘や家族と

朝6時ぐらいからブラブラと歩くのが楽しい。

木々の中ではマスクを外して深呼吸します。


そういえば前に

旅に興味がないという人から

「遠くに行くって何が楽しいの?」と聞かれ

ずっと答えを探しています。


土地の匂いとか温度とか湿度とか風の感じというのは

同じ土地でももちろん日々変化しているけれど、

やっぱりそれぞれの土地で根本的に違っていて、


そして旅で出会う人々ってなぜか強烈で

それって一期一会だからこそ

キャラクターの濃いところが見えるのかもしれない、


とかそういうところが私は好きなんだろうな

(そしてそれは行ってみないと絶対にわからない)

というのが今のところの答え。


さらにこの コロナ禍で

「『非日常を楽しむ為の旅』に行く事が出来る日常」

というのが制限されると、


こんな強制的な非日常じゃなくて

自分で選んだ非日常である旅を楽しみたい


と強く願うようになるのでした。


というわけで

いつかヨーロッパの森に行こう。

その前に日本の森も味わおう。

AKIKORAIN

Jazz、Brazilian、Pops Singer 雨野亜希子のHP

0コメント

  • 1000 / 1000