デジタルとアナログの狭間で
これまで試行錯誤しながら行ってきたオンラインレッスン。当初は必要ないと思っていた「歌伴奏のカラオケを共有する(こちらから流す)」がグループレッスンで必要となったのですが、想像以上に難しかったので記録・・・。オーディオ共有がうまく出来ない、Soundflowerがダウンロード出来ないなど、同じ境遇の方の参考になれば幸いです。
まず、Zoomは、テストではオーディオの共有が出来たのですが、なぜかレッスン中は出来なくなってしまいました。多分ちょっとした設定なのでしょうが、これでレッスン中断になってしまったので、この後オーディオ共有するのが恐怖になってしまいました。しかもZoomは「3人以上40以上の通話から有料」というのがいよいよ始まりそうだったので、グループでの使用はひとまずやめることにし、Skype一択にすることにしました。
しかしSkypeは、そもそものオーディオ共有のボタンが見つからない。画面の共有からいけるはずなんですが、なぜか見つからない。バージョンアップしてもダメだったのです。
じゃあということで、PCから直接共有は諦めて、オーディオインターフェースにカラオケを流すためのスマホを繋いで見ました。しかしSkypeは1chしか認識してくれないので、マイク+スマホという2ch使いをするにはSoundflowerというソフトを入れないと出来ないらく、今度はこのSoundflowerがダウンロード出来ない・・・!きぃぃぃーーー!(と、この辺からなる。笑)
このソフト、PCのバージョンによるのかうまく入らないという声も多く、無理やり入れるようにするには結構ハードル高そうなので諦めました。
これまでも散々「コンピューターサウンドの共有」に関する話はあちこちで聞いていたのですが、当初は生徒さん側でカラオケを流してもらう想定しかしていなかったので、スルーしておりました(なんか難しくてよくわからなかったし・・・汗)。ここで、「ああ、こういう事だったのね・・・!!」と、今さらなんですが話が繋がった感じ。
で、最終的にたどり着いたのは、タイトルの通り「デジタルとアナログの中間」みたいな方法(あくまでも現在の話で、また変わるかもしれませんが)。一度ミキサーを通してからオーディオインターフェースに繋ぐというやり方で、これだとキーボードもラインで綺麗にならせちゃって超快適!
・マイク(通話用)・スマホ(カラオケ音源用)・キーボード
→これらをミキサーにつなぐ
→ミキサーのヘッドフォン出力をオーディオインターフェースにつなぐ。自分へのモニタは、ヘッドフォンはオーディオインターフェースのヘッドフォンからとる
→オーディオインターフェースからPCへ!
これだとオーディオインターフェース上では1ch扱いなので、Skypeでも、おそらく他のプラットフォームでも問題ないかと思います。マイク・スマホ・キーボードの3ch使いも楽々!
もっとアナログな方法としては、もちろんPCの内蔵マイクのみ使ったり、オーディオインターフェースにマイクのみ通して、スマホでカラオケを流すときにマイクに近づけて鳴らしたり、キーボードも大きい音で鳴らしてマイクから拾えば良いだけなので、無理にこんなことする必要もないのですが、それだとあまりにアナログかなと笑。テレビから流れるお気に入りの曲を、ラジカセ近づけて録音して「今みんな静かにして!」みたいな・・・?音量の調節もしにくいですしね。
というわけで、アナログシンガー(元・というべき?笑)が落ち着いた先は、こんな方法でした!
緊急事態宣言が明けて、オンラインレッスンから対面レッスンに戻す方も増えてくると思いますが、何かの時のためにこの方法が使えるととっても便利です♫ 個人レッスンの方には、生徒さん側でカラオケ流してもらう方がレッスンしやすい(音がずれない)ですが、どうしてもデバイスが1台しかないという方にもこちらからカラオケ流してあげられれば便利ですね。
みなさん色々工夫してオンラインレッスンされていますが、簡単・快適な方法の1つとしてオススメしておきます!
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